こんな手口にご注意ください!
(カード犯罪の被害に遭わないために)

インターネットや電話でカード情報を盗み出すケース

  • 携帯電話やパソコンでインターネット利用中に、“気づかないうちに”有料サイトに誘導され、カード情報を登録し、後日、多額の請求を受けるトラブルが多発しています。また、「登録無料」とうたわれたバナーをクリックしたにもかかわらず有料サイトへ誘導され、カード情報を登録することにより、多額の請求を受けるケースも発生しています。

  • 「在宅で簡単に高額収入。登録無料」、「誰でも簡単に収入が得られます」などの誘導コメントに惹かれて申し込みを行い、当社やNTTグループ企業、その他実在する有名企業の名前を使い、電話口でお客さまのカード情報(カード番号、有効期限、暗証番号、セキュリティコード(カード裏面に記載された3桁の数字)など)を聞き出し、その情報を元にカードを悪用しようとする詐欺行為が発生しています。
    カード情報などの個人情報を聞き出そうとするアンケート調査など、不審な電話を受けられた場合は、決して個人情報を回答しないでください。

クレジットカードが盗まれるケース

  • 電車内、駅構内での盗難
    電車内、駅などで眠り込んでいる人から財布や鞄を盗む手口が多発しています。
    お酒を飲んだ帰りなどは、特にご注意ください。
    悪用犯はあなたを狙っています。また、人気の無い電車内・駅のベンチでの熟睡は禁物です。

  • 繁華街等で酔っ払っている人を狙う犯罪
    巧みな言葉でバー・クラブ等の店内に誘い込み、強いお酒や、薬物入りのお酒で泥酔状態にしたすきに、カードを抜き取り不正使用する手口が多発しています。繁華街等での遊興時には十分にご注意ください。
    ※カードの暗証番号は、他人には絶対に教えないでください。
    ※CD・ATMのご利用時には、背後からのぞかれないようにご注意ください。
    ※暗証番号をメモして持ち歩いたり、カードに書き込んだりしないでください。

  • 飲食店盗難
    飲食店などで椅子やハンガーにかけた上着や鞄から財布を抜き取る手口が多発しています。カードの入った財布・貴重品は必ず身につけましょう。

  • 駐車場の車からの盗難
    駐車中の車からピッキング・破壊によりドアを開け、カード・貴重品を盗む手口が多発しています。
    車の中にカード・貴重品を放置しておくと、車のドアをこじ開けられ、カード・貴重品盗難被害だけでなく、車の修理費用など多額の被害も発生します。車を離れるときは、ドアにロックをしても必ず貴重品を持って出るようにしましょう。
    ※ETCカードのお取り忘れにもご注意ください。

この他、歩行者や自転車のカゴから鞄・財布をひったくる手口も増えてきています。鞄は車道と反対側に持つようにする、自転車の前カゴには財布など貴重品を入れないようにするなど、日ごろから防犯意識をもつよう心がけましょう。

クレジットカードデータが盗まれるケース

  • スキミング
    スキマー(※1)と呼ばれる読み取り装置などにカードを通すことでカードの情報(磁気データ)のみを一瞬にして盗み出す手口が多発しています。盗んだカードの磁気データを元に偽造カードを作成し、不正に利用する被害が発生しています。スキミング被害は、盗難被害とは違って、カード自体は手元にあるため、被害に気づきにくい巧妙な手口です。
    カードを利用する際は、極力自分の目の前で処理してもらいましょう。また、カードはむやみに他人に渡さないようにし、所持するカード枚数は随時確認しましょう。

    なお、当社ではこうした偽造カードの被害を抑止するため、加盟店でのご利用の際に、お電話で「ご本人さまであること」を確認させていただく場合があります。不正使用防止にご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
    ※1 スキマーとは 手のひらサイズの小さな機械で磁気データの読み取りを行うもの。

  • 風俗店などでのスキミング被害
    一部の悪質な風俗店などにおいて、貴重品を脱衣かごに入れている間に一時的にカードが抜き取られスキミングされるケースが多発しています。後日、偽造されたカードでの悪用被害が発生しますが、カード自体は会員の手元にあるため、発覚が遅れてしまいます。
    財布やカードなどの貴重品は手元から離さないようにしてください。

  • ゴルフ場、スポーツクラブ、サウナなどでのスキミング被害
    暗証番号式のロッカーに貴重品を預けた際、背後から暗証番号を覗き見ていた犯人がロッカーを開け、一時的にカードを抜き取りスキミングするケースが多発しています。後日、偽造されたカードでの悪用被害が発生しますが、カード自体は会員の手元にあるため、発覚が遅れてしまいます。

暗証番号が盗まれるケース

  • ATM
    暗証番号を背後から盗み見る手口が考えられます。
    ATM利用時には、周囲に怪しい人物がいないか十分にご確認ください。

  • 暗証番号鍵式ロッカー
    暗証番号鍵式ロッカーに荷物を預けた際に、入力番号を覗いて暗証番号・カードを盗む手口が考えられます。
    ロッカー番号入力・設定の際には、周囲にご注意ください。
    ロッカーなどに4桁の番号を設定するときは、“カードの暗証番号と異なる番号”にしてください。

  • フィッシング詐欺
    カード会社などを装ったEメールを送信し、クレジット番号・暗証番号などの個人情報を入力させ盗み出す手口が多発しています。
    身に覚えのないEメールにはむやみに返信しない(個人情報を入力しない)よう、ご注意ください。
    【フィッシング詐欺の被害に遭わないために、こちらをご覧ください】

「クレジットカードのショッピング枠を現金化」という広告にご注意

最近、「クレジットカードのショッピング枠を現金化」などとうたった広告が、新聞・雑誌・看板・インターネットなどで多く見受けられ、決済にクレジットカードが利用されていることがあります。このような取引行為は換金目的であり、カード業界ではこれらの利用を禁止しています。
また、会員の方ご自身が思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、決して利用しないでください。