嬉しい時、悲しい時、悔しい時。
人は感情が思いっきり揺れ動いた瞬間に涙を流します。
自ら泣くための「涙活」なんていうのも話題になった今日この頃。
みなさんの泣き事情を聞きました。
出典:(株)マイナビ マイナビニュース 「最近泣いた?に関するアンケート」
2014年4月 男女500名 (ウェブログイン式)

皆さん大人ですから、そんなに泣くことなんてないかと思いきや、
約3割の人が、最近泣いたという結果になりました。
どんなきっかけで涙を流したのかも聞いてみました。
- ●「浅田真央選手のソチオリンピックのフリーの演技を観て泣いた。いままでの努力を思うと胸がいっぱいになってしまったから」(東京都/26歳/女性)
- 今回、真央ちゃんの演技を挙げる人が多数いました。様々な苦労を乗り越えた末のパーフェクトな演技! メダルには届きませんでしたが、日本中を感動の渦に巻き込みましたね!
- ●「『笑っていいとも』の最終回のスペシャルを観て泣いた。いつも観ていたので悲しかった」
(大阪府/50歳以上/女性) - こちらも多くの方が涙したようです。まさに、サプライズ、感動の連続でしたね。なくなってはじめて分かる、当たり前の偉大さでしょうか。
- ●「『YOUは何しに日本へ?』という番組で、把瑠都の断髪式の
密着をやっていて、感動した」(神奈川県/50歳以上/男性) - お世話になったファンへの恩返しの意味を込め、把瑠都関の発案で、
角界史上初めて断髪式にファンが参加したそうです。感動的な瞬間でしたね。 - ●「子供のアニメ、ドラえもんを見て泣いてしまった」(愛知県/44歳/男性)
- 子供向けのアニメには、大人になって忘れかけているものがいっぱい詰まっていますからね。その純粋な心を大切にしてください! でも、お子さんはお父さんが泣いてる姿を見て、びっくりしたでしょうね。
- ●「バイトの送別会で色紙をいただいたときに、今までのバイトのことを思い出していたら大泣きしてしまった」(岩手県/22歳/男性)
- 良い仲間に出会えたバイトだったんですね。色紙、大事にしてください。
- ●「会社を辞めることを想像した時。悲しいのと寂しいのとで泣きました。これほど会社が好きだと思わなかった」(東京都/40歳/女性)
- 想像力が豊かな方ですね(笑)。その想い、明日からの仕事にぶつけてください!
- ●「一ヶ月前、遠距離の彼氏と久々に会えて嬉し泣き」(愛知県/26歳/女性)
- 素敵な嬉し泣きですね。でも号泣はダメですよ。周りが勘違いしちゃうかも。
- ●「出産で生まれてきた子供に感動して」(大阪府/26歳/男性)
- これぞ、人生最大の喜びにして、最幸の涙です! 幸せな家庭を築いてください!
- ●「新社会人になって一人暮らしを始め、慣れない環境のなか実家の良さを痛感して。また仕事で『自分が選んだ仕事はこれで良かったのか』と自問自答をしたとき」(福岡県/23歳/女性)
- 人生を真剣に考えている証拠です! 大人への階段だと思って頑張ってください!
- ●「あまりにも理不尽にミスをなすりつけられ、査定を落とされた。 怒りで涙が出た」(栃木県/28歳/女性)
- 許せませんね! その悔しさをバネに、次の仕事で見返してやりましょう!
- ●「旦那が全然家事を手伝ってくれないので、イライラして喧嘩して泣いた」(奈良県/32歳/女性)
- 夫婦生活を円滑にするには、お互いの歩み寄りが大切。ちゃんと話し合って仲直りしてくださいね。
- ●「1週間前の休日に暇だったので、中学時代のノートを見て当時を懐かしんだ。と同時に、もう10年も経ち自分が歳を取ったんだと悲しくなった」(千葉県/24歳/男性)
- 歳をとるのは悲しいことじゃない! ましてや泣くなんて! まだ24歳、未来を見ましょう! もう次の10年が始まっていますよ!
- ●「長年飼っていた猫が亡くなったあと、その子を知っている人に知らせに行った時に思い出を話していて、思わず泣いた」(大阪府/50歳以上/男性)
- 長年そばにいた分、別れは寂しいですよね。たくさん泣いてあげてください。
- ●「ふと将来の自分のことを考えたら涙が出た」(愛知県/36歳/男性)
- そんなに悲観しないで! 未来は自分でつくるものですよ!

ここ最近のエピソードということで、テレビ番組やスポーツ、新しい職場に関するものが多い印象でした。また、3月〜4月は環境が変わる人も多く、自分や周りに対して感情的になりやすいのかもしれませんね。
- ●「小さい頃、初めての保育園の通園日だと思う。
母親がいなくなると思って不安だった」(東京都/25歳/女性) -
子供の頃って、その別れが永遠のものに感じてしまうんですよね。
でも、もっと不安だったのはお母さんかも。
きっとあなたを想って涙をこらえていたんでしょうね。 - ●「インターハイで負けたとき。3年間終わってしまったという
寂しさと、もう1試合やりたかったという悔しさで泣きました」(富山県/26歳/女性) - 部活に全精力を注いだからこそ泣けたんでしょうね。きっとその涙は、大人になったあなたのチカラになっているはず!
- ●「高校生の体育祭でダンスで優勝したときの嬉し泣き。嬉し泣きはあまりないのですごく覚えている」
(東京都/28歳/女性) - 確かに嬉し泣きって、そんなに経験しないもの。特に青春時代の思い出は、キラキラに輝いたまま心に刻まれますからね。
- ●「高校生の時に初めて告白して振られて、1週間以上毎日泣きました」(福島県/25歳/女性)
- 今までの人生で一番泣いたのが初告白ということは、そこで恋に強くなったんですね!
- ●「学校祭で模擬店の準備を一生懸命してきたのに、当日別の仕事をしている間に閉店して、一瞬たりとも販売にたずさわれなかったとき。台風の中、保健所の説明も聞きに行ったのに、悲しすぎて一晩中泣いた」(愛知県/24歳/女性)
- これは悲しい! 仲間も閉店せずに声かけてあげればよかったのに……。
- ●「おばあちゃんが亡くなった時。今も、思い出すとすぐに涙が出る。もっと優しくすればよかった、と優しくできなかったことばかり思い出す。それなのに、葬儀の時におばあちゃんの友達から『○○ちゃん(←私)が一番優しくていい子やっていつも言ってた』と聞いて号泣」(愛知県/40歳/女性)
- あなたの優しさは、おばあちゃんには伝わっていたんですよ。そして、本当に優しいおばあちゃんだったんですね。
- ●「実家の新築のマンションのトイレのドアに穴を開けた時」(神奈川県/26歳/女性)
- 何がどうなって、穴を開けてしまったのでしょうか……。泣いても穴は塞がりませんよ。
- ●「前の彼氏に振られた夜。終電も逃してしまい、泣きながら12kmの道のりを歩いて家まで帰った」
(東京都/29歳/女性) - まさに、踏んだり蹴ったりとはこのこと。その後、幸せになっていることを祈りたい!
- ●「彼女と別れてから数ヶ月経ったとき、その彼女の母親に会って暖かい言葉をもらい、家に帰ってそれを思い出した時に泣きました。とても辛かったのですが、救われたような気がして涙が止まりませんでした」(岡山県/30歳/男性)
- 元彼女の母親と良い関係を築けていたんですね。お母さんもとても素敵な方ですね。
- ●「結婚式の時に、親に感謝の手紙を読んだとき。今までの思い出や感謝の気持ちが溢れてきて泣いてしまいました」(大阪府/26歳/女性)
- 結婚式エピソードも多数寄せられました。特に両親への手紙は涙腺が緩むピークですね。

やはり一番泣いたエピソードは、時が経っても皆さん鮮明ですね。それだけ人生に影響するのが涙なのでしょうか。大人になると泣きたくても泣けない時もありますよね。皆さんが次に流す涙がステキなものでありますように。